京都府助産師会定期研修会(第2回)開催報告

「不妊症・不育症当事者の体験から考える周産期ケア」

2026年2月14日、京都府助産師会主催の定期研修会(第2回)がオンラインにて開催され、当協会のピアサポーターが登壇いたしました。

本研修は、「不妊症・不育症当事者の体験から考える周産期ケア」をテーマにした全2回シリーズの第2回として開催され、今回は
「治療終結、その後 ― ゴールのその先へ」
をテーマに、当事者の方3名に体験をお話していただきました。

不妊治療の終結は、妊娠・出産という結果に至った場合も、そうでない場合も、当事者にとってひとつの大きな節目となります。
しかしその後の歩みや思いは多様であり、周囲からは見えにくい葛藤や心の変化を抱えている方も少なくありません。

当日は、ピアサポーターが自身の経験を通して、治療後の人生や気持ちの変化、
周囲との関わりの中で感じたことなどを率直にお話ししました。

体験談の後に行われたグループワークでは、参加された助産師の皆さまが
・当事者の体験を聞いて感じたこと
・治療後の方々への関わりについて
・今後の周産期ケアにどのように活かしていけるか
などについて意見を交わし、当事者理解を深める貴重な時間となりました。

参加者からは、当事者の語りを通して、治療の経過だけでなく、その後の人生に目を向けた支援の重要性について改めて考える機会になった、
という声も寄せられました。

全2回の研修を通して、当事者の声に真摯に耳を傾け、ケアのあり方を見つめ直そうとされる助産師の皆さまの姿勢に、
私たちも大きな励ましをいただきました。

このような貴重な機会をご提供くださった京都府助産師会の皆さまに、改めて心より御礼申し上げます。

当協会では、今後も当事者の声を通して、支援者の皆さまとともに学び合い、周産期ケアの向上に寄与できる活動を続けてまいります。