夢では、逢えたらいいな。
お久しぶりです!
不育症×不妊症で現在も治療中のみっきーです。
私のこれまでの体験談、ピアサポへの思いは、
こちらをご覧ください。
病院を変え、治療と仕事を両立するために職種を変え、
不育症の原因も幸いわかったので対策をし、
ホルモン剤や採卵の副作用にも耐え、
先日、やっと来てくれた赤ちゃん・・・
今、その赤ちゃんがいるはずの部屋をからっぽにする薬を飲みながら
このコラム(体験談)を書いています。
「あ、今回もだめかも」
その兆候は突然やってきました。
でも翌日の診療では心臓はしっかりと動いていたので
大丈夫ですよ、と先生。
でも今までの妊娠と比べると
週数のわりに一番小さいサイズ。
なんか嫌な予感がしました。
翌日、状態は悪化。
再度クリニックにかかりましたが、
ちゃんと赤ちゃんの心臓は動いています。
この日かかった別の先生の
「確かに小さいけれど、まだわかりません。来週また来てくださいね」
という言葉を信じ、
少し安心しました。
しかし、そのさらに翌日
これまでの経験上、「これは時間の問題だな」とわかる状態に。
休診日の病院が多い土曜日の昼下がり、
万が一の時に駆け込める近場のクリニックをやっとの思いで見つけました。
血を固まりにくくする不育症の薬を飲んでいるので、
大量出血は避けたい!と、「ピーク」が来る前にと思って駆け込みました。
しかしもう赤ちゃんの姿は見えませんでした。
これまでお別れをした赤ちゃんは
直接姿を見て、バイバイすることができました。
しかし今回は、それがかないませんでした。
お別れする前日、心臓を動かして
安心させてくれてありがとうね。
「私の棺に入れてね」とパートナーに頼んでいる
赤ちゃんとの思い出の品。
そこに新たに、今回の赤ちゃんの母子手帳も加わりました。
夢では、逢えたらいいな。
もちろん、これまでお別れしてきた子たちとも。
生きていると、いろんなことがありますね。
生きているって、そういうことですよね。
元気な産声をあげる赤ちゃんに逢える日を願い
私は引き続き治療を頑張りたいと思います。